2017年7月18日火曜日

7.11水害と蒲原沢土石流災害

17/7/14/金
近年、小谷道路などの開通などにより、本当に走りやすく、白馬・長野方面へ短い時間で到達できるR148号線。

私たちも、実家への帰省などでマイロードとなっています。
いつも、スピードで

平成7年7月11日、姫川で発生した7.11水害。
18で免許を取得し、予備校の先生とドライブで、通行止めで白馬までしか行けなかったことを思い出します。

こちらに来て、

消防団で出動した話、
ホテル糸魚川が浸かった話、
小滝で足止めとなり数日避難してヘリコプターで救出された話、

等々、当時の生々しいお話をよく伺います。
後ろの斜面が崩落して、川をせき止め、線路は流出。
写真では分かりにくいですが、現場に立つと凄い規模だと分かります。
↑の「国界橋」の石碑(玉)ですが、
7.11水害で橋が流出した際に一緒に流されたもので、
のちの復旧作業で見つかったものです。
 最近まで知らなかったことで、
7.11水害の翌年平成8年12月6日、復旧工事中に、蒲原沢土石流災害が発生したという事。
犠牲者が出ました。

その時、重機にのって作業していた方のお一人、土石流で重機ごと生き埋めに。
手だけが地上に出ていたので、見つかって掘り出され、助かったと。

水害が例年発生するようになっています。
早期復旧を願わずにはいられません。

今の国界橋の石碑(玉)は、ひとつが流出を逃れたもの、
もう一つは、再度つくられたものとなります。