2017年5月26日金曜日

チェーンソー作業従事者特別教育講習会 1日目

17/5/25/木

初日は学科オンリーです。
申し訳ありませんでした、午後は睡魔との闘い。
休憩時間にラウンドストレッチをして、乗り切りました。
チェーンソー作業についての具体的な所作、だと思っていたのですが、
林業の伐木(木を切り倒すこと)全般の講義となっており、非常にイメージが膨らむ有意義な講習会でした。
講師の先生が、労災事故担当を歴任してこられたこともあり、リアリティのある、緊張感を伴った死亡事例が、深く胸に刻まれました。
心配していた振動障害ですが、現行機種は性能が良くなり振動が減ったことと、作業工程として正味2h以上チェーンソー作業をすることもないとの事。
良かったです。
新機種に、防振手袋等、装備を整えたいと存じます。
やはり気になったのは、「林業」の労働災害を産業別死傷年千人率(休業4日以上、平成23年値)でみると、「全産業」の 13.2倍となっており、また、「木材製造業」では、「製造業」の2.8倍となるなど、他産業に比べて著しく高い状況がまだまだ続いている事です。これらの労働災害の発生原因を見てみると、本来遵守するべき安全確保のための基本的な作業手順を励行していないことに起因する労働災害が多発しているという事で、初心忘れることなく作業に当たります。
チェーンソーでの伐採方法です。
安全に倒せる方向、木の重心、腐り度合い、退避場所他、よくよく周囲の状況や木を診断して伐採します。
 風雪、腐りで倒れかかっている「かかり木」は、いつ倒れるか分からず、また伐採時も予定方向に倒れないことも多く危険です。
 倒すのか、通っていいのか、誤解のないやり取りを行わないと、人に当ててしまいます。
 素直に倒れる木ばかりではありません。
切りこみの入れミス、重心や腐り度合いの診断間違え、落下時の障害物、突然の突風等、予期せぬタイミングや方向に倒れたり、向かってくることもあります。
 初心者は、チェーンソー作業で木に切りこみを入れる「追い口」「受け口」づくりでのミスで事故が多いとの事。
最近は個々の車で現場集合、現場解散となり、コミュニケーションが減った。
そのため、個々の作業状況を共有できず、機械や木々の予期せぬ動きで事故になるケースが多いと。
ラジオ体操を励行する職場は、何故か事故が起きないとも。
開始前のお茶飲み習慣は、お湯が沸くまでと飲み終えるまで、有効な打合せ、状況共有が可能となると。 
早く作業を終えた人が、まだの人のフォローに入る際、倒木にやられることが多いとも。
倒木前の合図で、フォローに来ているかもといった予見が大切に。
 その後、事故率は一気に減るが、慣れてくる6-7年後に基本確認をサボって事故率が上がると。
初心忘れるべからずです。
名人と呼ばれていた方、必ず意図する方向に倒木させられたので、退避癖がなかったそうで。
切った根元が回り込んできて、亡くなってしまったそうです。
奢らず、いつまでも謙虚にです。
かかり木を発生させても、恥ずかしがって隠したりすると、重大事故に。
プライドよりも、安全を優先できる自分でなければ。